自炊のススメ

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ごきげんよう。出勤BGMは俺の風、むらはよ。

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ブログでちゃんと名乗るのはいつぶりかしらね。最近社会人になったわ、祝ってちょうだい。そして私の級友達もまた新生活が始まったということは言うまでもないわね。問題はここからよ。彼らのほとんどは初めて一人暮らしに挑むことになるわね。そこで立ちはだかる大きな障壁、そう自炊よ。初めての自炊。

本当のことを言うとね、既製品で済ませばいいのよ。スマホ1台でウーバーがイーツできる時代、自らの手を汚すことはないわ。25km圏内にマクドナルドがないなら諦めなさい、それは私の地元って何言わすのよ。

f:id:muraha0314:20220402231222j:image私こんな村嫌よ

それでも自炊したい頭サム8のあんた達のために、一人暮らし歴が少し長い私が自炊の極意を伝授してあげる。手がかりなしで仕事と自炊の両立なんて無謀だからね…無謀だよ食べるくんだわ…

f:id:muraha0314:20220402231457j:imageあきるよ、マジで

 

 

いきなり本題っぽいこと言うわよ。まず自炊向きの料理について…好きなもん作りなさい。

自炊向きの料理は沢山あるわ。ローコスト、飽きにくい、時短とかね…でもいきなりそこを縛っちゃ自炊が作業になっちゃうわ。つまらなすぎて刺身のツマになるわよ…

1ヶ月、1週間でもいいわ。自炊に燃えてるうちに色んな種類、難易度の料理を試しときなさい。そして好み、労力、時間、費用を総合的に考えてスタメンを決めるの。ポイントは片付けの労力を計算に入れることよ、食べたあとの片付けは作る時の5億倍の労力を使うわ。それでも片付けは食べた直後、すぐしなさい。さもないとあんた達死ぬわよ。

 

 

次に食材の調達・保存についてよ。くれぐれも最初から色気づくんじゃないわよ。最初のうちはその日の分だけ。買っても+1食分よ。庫内で食材が腐った時って思ってる以上に地獄よ。慣れないうちは食材を減らして庫内状況を把握しやすくしておく。足りないものはその場で買いに行きなさい。それが嫌なら出前館よ。

そして保存。小分け→ラップ→冷凍庫、これだけ覚えてちょうだい。すぐ食べるなら冷蔵庫でいいわ。ラップのとこはタッパー、ジップロック可よ。ご飯もおかずも野菜も肉もこれで基本OK。だからって調子に乗らない事ね…あくまでも庫内を把握できる範囲よ。冷凍だって無敵じゃないの、この世界に絶対はないのよ…

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私自身冷凍庫で腐らせたことは無いからそうとも言えるし、そうでないとも言えるわね

 

 

最後に1番大事な事を伝えるわね。逃げ道は常に持っときなさい。料理する時間が無いなら冷凍食品や惣菜を食べなさい。片付けも面倒ならコンビニで買いなさい。何もかもだるかったらすき家に寄って帰んなさい。

f:id:muraha0314:20220403001538j:imageすきパスは神のカードよ、初日に作りなさい

コツは我慢しないことよ。少しでもだりぃと思ったら逃げるの。例えば1週間我慢して自炊したとするわ、7日目でついに我慢が切れて僕はビッグマックを食べる。こうなったら半年は外食漬けになると思いなさい。あんた達が少しずつ浮かせた食費全部パー。まっさらに生まれ変わって人生1からどころかマイナスよ。黒日よ。ゼロから始めようだなんて甘いこと考えるんじゃないわよ。傍に青髪の水瀬いのりがいるなんて妄想はとっとと捨てなさい。これ冗談じゃないわよ。

いい?逃げるは恥だが役に立つの。自炊を長期的に続けるためにも逃げることは大事、戦略的撤退よ。大丈夫、慣れたら帰宅時作り置きが用意された状態を維持できるようになるわ、多分。私の場合はニチレイ本格炒め炒飯がスタンバってるけどね。

f:id:muraha0314:20220403002016j:image食ってみな?トぶわよ。

 

 

ま、精々餓死しないように頑張ることね。最終的に自炊が続こうが既製品に逃げようが生きてりゃ勝ちなのよ。自炊にこだわる必要はないわ、既製品でも自炊でも自分が無理なく続く方にしなさい。飯にまでストレスが付きまとっちゃ世話ないわ。

私から言えることは大体これくらい。授業料はねぎたま牛丼の並でいいわよ…

合宿編Part Final

日本は法律で自動車を禁止している国であり、その法を無効にするのが運転免許証である。

これは私が普通車の免許を取る際に教官から言われた言葉だ。この言葉を曲解すると、すなわち免許申請とは合法的に法を破るための宣言である。法の下の平等という絶対の理を変えるには当然相応の代価が必要で、それがたとえ生命を賭すようなものであっても、あの日の私に拒否権はなかった。

 

2021/09/02、あの憎たらしい鉄塊を初めて地面に叩きつけてから10日が経とうとしている。両の足に刻んできた無数の傷は全て今日のためにある。私(達)が破らなければならない壁であり鎖、卒業試験。

怖すぎる。大げさに思うかもしれないが命の危険すら感じていた。なにしろ今日まで自信をもってバイクに乗れた日など1日もないのだ。とある課題については1度も規定を満たせたことがない。そんな体たらくで一発勝負の大舞台。人はこれを負けイベと呼ぶ。

残暑の9月とはいえ朝の空気は涼やかで悪い心地はしない。2階の控え室からはがらんとした試験会場が見える。受験者は6人、私は2番目。腹を括る時が来てしまった。

トップバッターはR君。前半は順調に課題をこなす。いつも通り、危なげない走りだ。そのまま課題も片付けて私たちの待つ準備室に帰還した。R君の帰還が意味するもの。私はR君を軽く労い、両肩にのしかかる重圧と共に準備室を出る。

 

試験が始まる。試験官に合図をし、安全確認を終え、跨った。エンジンが唸り、身体はゆっくりと前進する。もうステップを踏む両足が地に着くことはない。

まずは外周を慣らし走行、今日のバイクの調子を確かめる。バイクに問題は無さそうだ、あとは私次第。

しかし、そんな私の心をへし折らんが如く待ち構えるクランク。クラッチを握る左手に全神経を集中、目線は前、神様にお祈り。

どうにかクランクを越えて既に満身創痍だが試験はまだ序盤だ。坂道のお出ましである。あの時私を殺した宿敵との再会、だが人間とは死線を乗り越えて強くなる生物である。今の私にとって坂道など恐るるには足らないのだ。嘘、普通に怖かった。

宿敵を越えてもなお、私に平穏は訪れない。坂道がどうでもよくなるほどの、どうしようもない恐怖が、殺意が、絶望が。この試験に跋扈していることを私はよく知っている、とてもよく知っている。

 

その名をスラローム。等間隔に配置されたパイロンを蛇行しながら避ける。転倒及びパイロ接触は即試験終了、通過タイム8秒を超えると減点。私が今日まで一度たりとも完全攻略できなかったラスボスである。

通過ですら5割の確率でできるかどうかという状態。本番でタイムアタックなどやっている余裕はない。減点上等、死んでも転けるなぶつけるな。なんとしても帰るのだ、あの糞のような田舎に。かけがえのない故郷に。勝利の女神がいるのなら、今だけでいい。私に微笑んでくれ。

 

 

 

 

バスの扉が閉まる。後輩とR君はこの期間で随分友達を増やしたようで、名残惜しそうに窓の外を見ている。私はまだ現実を信じられずにいた、その手に卒業証明書を持ったまま。そのままバスは始まりの地、浜松駅で私達を降ろした。

私達は見事合格を修め、あの教習所を去った。祝勝会はやはりさわやかハンバーグ、記念のプリクラも撮った。それが私達が過ごす最後の浜松だった。

教習所での10日間とは長いようで短く、短いようで長く。少なくとも私達がR君と、その別れを惜しむほど関係を深めるには十分すぎた。私もそれを覚悟しているつもりだったが、いざ別れるとなると辛いものがあった。

 

以上が私の浜松での体験である。この後大阪で1泊し、山口に向けて再び18きっぷ旅と洒落込むのだが、その帰路もおおよそ普通ではなかった。その話は機会があったらまた書き連ねるとして、とにかくこの話はここで一区切りとさせて頂きたい。

 

合宿編Part4

f:id:muraha0314:20211214155345j:image⚠️この後微閲覧注意

青い空、白い雲、黒い道。

青いアザ、赤いアザ、黒いアザ。

青い心、白い顔、黒い明日。

f:id:muraha0314:20211109165805j:image左脚(3日目)

それは何気ない日常(当社比)に突如として現れた。

坂道発進。文字通り坂道で車を発進させる、それだけの作業。では手順を確認してみよう。

 

まずは安全確認。いかなる場所であろうとも発進はまず確認。ドライバーの基本だね。

そしてアクセルを強めに回す。登り坂は平地よりもパワーが必要である。

そこからクラッチを徐々に離す。エンジンが静かになったらOK。発進準備は完了だ。

ここまで来たら後は踏みっぱなしの後輪ブレーキを離すだけ。バイクがスルスルと坂道を登っていくぞ!みんなもやってみよう!

 

やってみた!①アクセルを回し、②クラッチを離す。音が小さくなり、シートが沈みこんだ。後は③ブレーキを離すだけ…

 

動かない。ブレーキを離しても進まない、後ろにも下がらない。恐らくエンジンのパワーとバイクの重力が釣り合っているのだ。さて困ったぞ、こうなった時の操作は知らない。クラッチを中途半端に握り続けている左手が疲れてきた。

 

轟音でフッと我に返る。誰のバイクだ?私だ。考える間もなく、CB400SFは私を乗せて暴走。無限の彼方へさあ行くぞ。やめなさいシンジ君ヒトに戻れなくなる。誰かのためじゃなく私自身の願いのために突き進んでみようか。私の願いはこの暴れ馬から降りることです、叶いますか。叶わない。現実は非常である。

暴走したバイクは即座に左のガードレールに突っ込んで止まった。たった数メートルでこうなったのは奇跡だ。ついでに私が怪我ひとつなかったのも奇跡だ。

 

後で聞いた話では、あの時の私はバイクが停止しても右手のアクセルを離さなかったため、タイヤと地面が擦れ続けて煙が上がっていたそうだ。完全に硬直していたのだろう。この煙を走行中意図的に引き起こすテクニックを、バーンナウトというらしい。かっこいいね、私は二度とゴメンだ。

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さて、以降の私はこの大きすぎるトラウマを背負いながら第一段階みきわめ、急制動、第二段階みきわめに挑むのだが、この日以上の大事はなかったので割愛する。

 

 

おまけ

暴走事件の直前か直後のことである。教習が休みの日に私、後輩、R君の3人で浜松駅に向かった。有名な静岡グルメ「さわやかハンバーグ」を食べるためである。アレは相変わらず歌志軒(Part1参照)に行きたがっていた。もしあなたが後輩と旅行に行くことになったら、旅行カバンに猿轡か粘着テープを入れといた方がいい。

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都会の駅ビルというものはいつ見ても圧巻である。謎のブランドがひしめき合うアパレルフロア、カラフルで目に楽しい雑貨フロア、最上階のフードコートでは鉄板や食器の音が胃袋をくすぐる。

山口にもこういう駅ビルの1つでもできればありがたいのだが、Suicaと西瓜の違いも知らぬ山口県民にこんなもの作れるわけが無い。作れるとしても物見櫓、頑張って高床式倉庫が限界だろう。

店の前にはすでに列ができている。さすがに人気店、待ち時間なしと言うわけにはいかない。20分かそこらで済んだことがむしろ幸運であった。店内は強烈な肉の香りで充満しており、空腹に追い打ちをかける。

そこへ店員が目当ての品を運んできた。牛をかたどった鉄板の上に肉の球体。元来ハンバーグというのは俵型に整形され、皿の上で寝そべっているものだ。しかし、このどうやらハンバーグらしいそれは重力に抗いその球体を維持している。どうぞお食べ下さいと言わんばかりに横たわる肉塊ではない。食われるのは私達の方かもしれない。

すると店員がおもむろにナイフを取り出し球体に突きつけた。切り口からは肉汁が溢れ鉄板に滴り落ちる。黄金色の雫はジュッと音を立て、その香りもまた黄金色のカーテンとなってテーブルを支配する。

真っ二つになった肉塊がソースを着飾り、ようやくハンバーグとして目の前に現れた時には、既に私の脳はたった一つの「欲望」で埋め尽くされていた。

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料理というのはつまり人間の餌である。だからこそ人間が食べやすいように、人間の舌に合うように手を加えられるのだ。目の前のハンバーグもその料理の1つであり、今から私に食われる餌なのだ、が。この佇まいは餌と呼ぶにはあまりにも気高く、美しい。これこそが動物にはない、人間だけが持つ価値観。生命を頂くということ。我々は人間として、時折こうして自分が生かされている事実を思い出さなくてはならないのだ。ありがとう。頂きます。

私がこれから喰らう生命、その一口目を口に運ぶ。噛み締める。…!?肉。肉だ。私は肉を食べている。圧倒的弾力。歯で押した分だけ押し戻してくる。その断面からは食前に鼻腔を嫌という程刺激したあの肉汁が滝のように溢れ口内を侵略する。そして舌全体を覆い尽くしても有り余る旨味。

この感動、この感謝を表現できる言葉を見つけられないことが悔しい。地球のどこを探してもないのかもしれない。それでも私は言わなければならない。人間として、生命を頂く者の宿命として。

 

ご馳走様でした。

なんとでもなる筈だ

2021/10/16、この日はついに「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のサブスク解禁でございます!全俺が泣いた。と同時にAmazonプライムの方では初代、Z、逆シャア、UCの見放題も復活!これはもう国が見ろと言っているのです。アニメ史に残る傑作映画を。

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しかしまあ現状はどうでしょう。あの素晴らしい映画が、主題歌だけ独り歩きして今や立派なネットミーム。我々は、閃光をバ鹿なウマ豚から奪還し、この素晴らしい映画を布教し、煉獄杏寿郎を超えねばならぬのだと、そういう覚悟で望まねばならない。ジークジオン。

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というわけで今回は、先日サブスク解禁された作品に絞ってガンダムシリーズの魅力をお伝えする回でございます。ガンダムシリーズは長いし、難しいし、用語ばっかりで新規獲得は難しい作品です。カボチャ男が踊ってる方がよっぽど分かりやすい。しかしそれは作品を難しく見ようとするからなのです。

ガンダムをロボットアニメだと考え、用語を必死に理解しようとするから大変なのです。ガンダムは戦争映画です。今からガンダムに欠かせない用語を知らない人でも分かる言葉に変換していきます。これさえ抑えれば大筋は分かります。後の用語は無視して構いません。

 

連邦→国連軍

ジオン→北朝鮮

モビルスーツ→戦車のこと

ガンダム→国連軍の最新型チート戦車

ニュータイプ→クソなろうチートエスパー操縦士

 

上記を覚えたら大丈夫。だいぶ雑だし間違いとも言える解釈ですが、こう考えるとストーリーを追うのが多少が楽かと思います。細かいことは見てりゃ自然に覚えてるもんです。それではゆるりと始めていきましょう。まずは初代「機動戦士ガンダム」です。

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ガンダムシリーズの始祖に当たる作品です。しかし当時はクソ難しい話を子供向けにやったもんですから、評価も芳しくなく放送打ち切りという形で最終回を迎えているという意外なスタートダッシュとなった作品。

それが再評価され、ここまで巨大なコンテンツに成長した要因。それは、やはり初代の構成、設定が優れていたこと。そして、今までのロボットアニメとは違う視点から戦争を描き抜いたこと。そこから生まれた強いメッセージ性があったことが挙げられるでしょう。これらは初代だけでなくシリーズ通しての魅力でもあり、シリーズを難解たらしめている要因でもあります。

そんな初代、注目すべきは戦争の描き方。

主人公アムロはいきなり住んでた街を北朝鮮軍に襲われます。

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そんでどうしようもなくなったところにたまたま国連軍の超最強チート戦車「ガンダム」を見つけます。それに乗ってみると意外と動かせたんですね。それで襲ってきた北朝鮮の戦車「ザク」に勝ちます。

f:id:muraha0314:20211017020706j:image素人がベテランを一撃で殺れるほどのチート兵器です

それで済めば良かったのですが、国連軍の機密に触れちゃってるわけですし、死にかけの指揮官の爺に気に入られちゃったりでアムロは国連軍の隊員としてやっていくことになるわけです。

ちなみにこの時の隊はほぼ壊滅状態で、アムロが所属した時点で、隊員のほとんどが民間人のボランティアでした。

ただの民間人が思いっ切り戦争に巻き込まれちゃって入隊しちゃって…ってとこから始まるんですよ。これこそガンダムが当時、他のアニメと一目置かれていた理由の一つだと考えております。

ついでに今、連邦だのジオンだのといった用語を変換した上で説明してみました。結構違和感なくないですか?実はガンダムに出てくる兵器って表向きロボットである必要ないんですよ。それをロボットでしか戦えなくしてる裏設定もまた秀逸なんですが。

ガンダムの代わりが戦車でも列車砲でもパンジャンドラムでもお話は作れるようになってるんですね。それくらい戦争を描くことに注力しています。ロボットアニメでありながらロボットはあくまでも兵器であり、舞台装置。メインは戦争に巻き込まれた人達のヒューマンドラマ。このスタンスが初代ガンダムを見る上で楽しんでいきたいところでございます。

 

放送順でいくと次はZガンダムになるのですが、まだ最後まで見てないので飛ばします。

 

次は劇場版 逆襲のシャア、通称「逆シャア」です。超人気作。

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シャアって誰やねんという声が聞こえる前に解説していきます。こいつです。

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簡単に言うとアムロのライバルです。元北朝鮮軍のエースパイロットです。まあまあ強いです。逆襲のシャアって言うくらいやし、仲悪いんやろなあくらいの認識でいいと思います。

この人がある日ブチ切れます。何故なら、国連軍が地球をダメにしているからです。初代ガンダムの国連VS北朝鮮の戦争は国連が勝ちました。その後、国連のお偉いさんや金持ちが好き勝手やって、庶民をいじめて、環境汚染をしてゴミカスゲロうんこ野郎な地獄絵図が今の地球です。これは閃光のハサウェイにも繋がる話です。

ブチ切れたシャアさんは同士を集めてネオ・北朝鮮軍を作ります。

「地球ぶっ壊して粛清したろ!」

そんなことを言い出すもんですから、アムロが止めようとするわけです。というわけで

地球人うんこ野郎派シャア

VS

地球人信じたれや派アムロ

による宇宙規模の大喧嘩が始まります。

映画の魅力としましては出てくる機体が大変かっこよいです。シャアもアムロもシリーズ屈指の人気機体に乗って戦うので大変に眼福なバトルです。またアムロとシャアの喧嘩に地球の存亡がかかっている。というガンダムにしては直球でビッグスケール、まさに劇場版に相応しい展開も見ていて楽しいものです。

 

次はUCなのですが逆シャアが頭に残ってるうちに閃ハサの魅力をお伝えしたいので飛ばします。好きな作品ですし、現在パチンコが熱いUCですが泣く泣く飛ばします。

 

というわけでついにお待ちかね(主に私が)の閃光のハサウェイです。

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主人公はハサウェイ・ノア、彼は逆シャアの時にアムロとシャアの大喧嘩を端で見ていました。そのせいか2人の思想の影響を強く受けています。彼はシャア同様、国連軍にブチ切れまして、国連軍をぶっ殺す組織「(株)マフティー」の代表取締役になっちゃいました。

舞台は逆シャアから少し後の地球。逆シャアで地球壊そうとしてたのは結局失敗しまして、地球の地獄絵図も相変わらずと言った所。マフティーVS国連軍の戦闘が始まるのかなあ?って所までが第一部です。

閃光のハサウェイは三部構成の映画でして、来年第二部公開だった気がします。まだ間に合います。

魅力はなんと言ってもその映像美。フィリピンのダバオが主な舞台なのですが、ホテルも、海も、夜空も、何もかも綺麗。特にホテル。海外のリゾートホテルって妙に現実味がなくてあまり憧れないんですけどね。あの美しさをまざまざと見せつけられようものなら明日にはパスポート取得もやむなし。

パイロット視点でダバオの星空を降下するシーンなんて胸の高鳴りが止まりません。

そして機体にも注目、閃光のハサウェイに登場する機体はとにかくでかいです。でかい上にお互いガンダムで撃ち合いながら高速戦闘という満漢全席の大迫力バトル。これに興奮しない男はいません、いたら間違いなく去勢済です。

あと、間違っても踊るカボチャ男は出てきません。

 

長々と思いの丈をぶちまけてしまいました。しかしそれほどまでにガンダムというのはよいものでして。コンテンツというのは知名度が上がるほど「名前は知ってるけどね…」みたいな人も増えまして、内と外の温度差を感じて寂しく感じるものです。ガンダムなんて特に初心者をおいそれと巻き込めるようなものでもありませんから、きっと我々のことを底なし沼から手を伸ばしているバケモノのように思う人もいるでしょう。

しかし我々は皆様に知って頂きたいのです。ガンダムは難しいものじゃない。順番なんかどうでもいい、設定なんかどうでもいい。ガンダムの魅力はそんなものに縛られはしない。我々は泥沼に沈む怪物ではありません。花畑で遊ぶ可憐な妖精です。皆様と遊びたいだけの無邪気でピュアな小動物なのです。どうか怖がらないで、一緒に宇宙世紀の旅に参りましょう。あ、でも

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ゲーセンで暴れてる連中とは関わんない方がいっすよ。

 

無限カレー

よもやよもやだ、10月はバイトいつでもいいですよとLINEしたのに1日も入らないとは。柱として不甲斐なし。空きがあったら…入りたいっ!俺は円柱、貧極享受郎!

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というわけで節約します。節約の要はやはり食費。家賃はどうにもなりませんし、光熱費は節制してもたかが知れています。

本日、というより今月食べるのはカレーです。安価で安い無限カレーのご紹介。

材料

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40杯分

カレールー1kg

冷凍ブロッコリー500g

ウインナー1kg

(¥1740)

業務スーパーに置いてあります。これらを4回に分けて使います。あと悟飯も用意しましょう。

f:id:muraha0314:20211013141147j:image甘ったれるな

作り方

まずは鍋に水1.25Lを入れて火にかけます。適当でいいです。

具材を用意します。ウインナーは適当に刻みます

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ブロッコリーは半分にします。

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今日は胸肉が安かったのでそれも入れます。(分量外)

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ウインナーと胸肉を鍋に潜影蛇手し、ブロッコリーをフェンスオブガイアしましたらば、そのまま沸騰するまで蓋して放置します。

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沸騰するまでの間にまな板の水気を拭きまして、ルーを用意します。

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さて、カレールーが溶けやすいように予め刻んでおくのですが、料理に大切なのは食材の声を聞くこと。

f:id:muraha0314:20211013141719j:image(将太の寿司みんな読もうね)

というわけで私もカレールーの声を聞いてみます。

f:id:muraha0314:20211013141808j:image( ^o^)<俺は安全に出世したいんだよ…

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沸騰したら火を止め、サイコロジャワカレー先輩をぶち込んで溶かします。ある程度溶けたら再度弱火でとろみがつくまで加熱。

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ご飯の上にかければ完成!いただきます。

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  う  ま  い  !

合宿編Part3

たかが歯車1つに幾つ手順を踏むのだろう、私は「自動」車に乗るためにここに居るのに。そんな戯言を言う間もなく教習は続く。ついにバイクで路面を走る。

結論から言うと、バイクで走るのはそこまで怖くなかった。車体を傾けて曲がると聞いたものだから、何度コケれば許してもらえるだろうかとばかり考えていたのに。走行中のバイクは私が思っていた以上に安定していたし、傾けようとしなくても傾いてくれる。変速の度にこの世の終わりのような振動と私の知るバイクからは聞いたことの無い嫌な金属音が襲ってきたが、とにかく乗った。乗れたのだ。

問題はその後である。走っているバイクを止めなければならない。車というのはブレーキをかければ止まるようにできている。バイクも例外ではない。

私は右手足でブレーキをかけた。車体は推進力を失い、同時に安定性も失った。気力のない200kgの鉄塊は私の左内腿にダイレクトアタック。回る視界。金属とアスファルトがぶつかる音。走る鈍痛。

 

かくして私の記念すべき初乗車は散々な終わりを迎えたのである。

 

教習を終え、食堂に行くと後輩ともう1人、合宿メンバーの誰かと食事をしていた。あの短時間でかなり距離を縮めたようだった。なんと羨ましいことだ。私はこの絶望の10日間を、たった1人で闘い抜く覚悟を決める他ないというのに。

その後は宿舎の説明があった。綺麗な寮とは言えなかったが、4年間もっと酷い学寮にいたので無問題。その日はシーツを敷いてさっさと寝た、もう動けなかった。

合宿2日目、初めてシミュレータなるものを使った。教科書を忘れたことを怒られたが、そもそも技能教習に教科書が必要だという説明を受けていない、とは言わなかった。正直シミュレータは標識を見る練習にしかならなかった。車体が動かないので速度感が全く分からない。よく分からないまま始まり、よく分からないまま終わった。

後半は実車を使っての教習、ついに課題走行の練習が始まった、始まってしまった。S字クランク、スラローム一本橋etc…二輪の卒検ではそれらの課題コースを道交法通りに走ることになる。SASUKEみたいなもんである。調べて貰えばわかると思うが課題内容は総じてキチガイである。しかし自腹で11万切ったので今更あとには引けなかった。

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この日はS字、クランクの練習。怖くなって下を見てしまうと曲がれなくなる。そしてコケる、怒られる。恐怖だけはどうしようもない。

その日の夜、後輩とR君と菓子パをした。R君というのは、後輩と一緒にご飯を食べていた誰かさんのことである。私達3人は同じ時間割で教習を進めていくので親睦を深めるにはちょうど良かった。R君はとても良い人であった、原付経験者で知識もある。何も知らない何も出来ない私を何度も励ましてくれた、アドバイスをくれた。私が合宿を乗り切れたのは彼のお陰でもある。

3日目以降もひたすら課題の練習。教習の最初の慣らし走行でバイクの扱いにはだんだんと慣れていく。終始速度不足で怒られはしたけど。

肝心の課題走行については察していただきたい。

 

合宿編Part2

旅の始まりを告げた朝日はすっかり沈み、私達を乗せた艦は闇夜を駆る。ホームの明かりが煌々と輝き、この壮大な旅に一旦の区切りをつける。私達は浜松の地に辿り着いた。

時刻は22時を回ったところで、腹を満たした我々のやるべきことは一つ。宿探しである。と言っても近くの格安インターネットカフェに向かうだけだったのだが、だが。問題は後輩の所持金だった、彼の財布には700円しか無かったのだ。格安と言っても1泊1000円である。ではこの状況で、我が後輩の出した結論をご覧頂こう。

野宿

野宿、Nojuku、Field stay。山口から10時間以上電車に乗り続けた上、合宿用の巨大なスーツケースを持ち、そこらの公園のベンチで無防備に寝ようと言うのだ。これは後に免許合宿で出会う仲間にも言ったことだが、後輩の言動を人間のそれだと思うと脳が理解を拒絶する。従って、私は彼のことをサルか何かだと思うことにした。サルには申し訳ないが。

後輩を公園のベンチに置いて私は目的地のインターネットカフェに着いた。24時間1320円という破格のお値段。ネカフェの基本装備に加え、シャワーとモーニングは無料。便利な時代になったものだ。ついでに椅子はマッサージチェアである。

f:id:muraha0314:20210915002815j:image寝る時は座椅子にしてもらえばよかった(部屋替も無料)

翌日。外に出ると、さっきまで闇夜を照らしていた光の街は姿を消し、朝日に照らされて輝く街道が広がっていた。後輩と合流し、駅周辺をなんとなく散策する。まだ商業施設は開いておらず、やることも無い。ひたすら集合時間を待つ。

集合時間になるとそれらしきマイクロバスが来た。私達を含めて6人が乗ったそのバスは、ありがちな施設紹介映像を流しながら我々の目的地へと向かう。

自動車学校に入校するとすぐに説明だの書類確認だの撮影だのがあった。まあこんなもんだろう、しかしどこかアナログ感が否めない。そんな感じだった。なんというか施設全体の文明レベルが10年前くらいだったのが少し気になった。

その後運転適性検査を受けた。前回より明らかに落ちた自らの処理能力と教官の人間性を疑ったことくらいしか言うことは無い。

それから、ついに、初の技能教習が始まった。まずは技能教習全体のルールと防具のつけ方。それが終わっていよいよバイクとの対面である。私がこれから親の仇のように倒すバイク、CB400SFとの出会い。

バイク教習で最初にやること、それは取り回しと引き起こしである。要はバイクを手押しできるようになって、倒れたバイクを起こせるようになればいい。と簡単に書いてみたが、わざわざ教習項目になるようなことが2行で済む話なわけがない。手押しするにも起こすにもバイクは重いのだ、200kg近くあるのだ。常に両腕に全力を込めてバイクを押す。そうでないとまず動かないし、力を抜こうものならこの貧弱貧弱な体ごと倒れていく。

倒れたバイクを起こすのも一苦労である。足の力で起こすというのはよく聞く話で、実際倒れたバイクを起こそうと思ったら足の力が必須なのだ。では足の力を使えば楽に起こせるのかというと、当然ながら全くそんなことはない。重いものは重い。教習時間の1/4もすぎる頃には完全に息が上がり、身体中から吹き出る汗は止めどなく、半年前の行動を後悔するには十分の疲労が溜まっていた。

既に満身創痍の肉体で次に教わるのはギアチェンジ。いわゆる世間一般で言うところのバイクはMT車マニュアル車と言うやつで、クラッチだのエンストだのと付き合わなければならない機械である。ギアチェンジ操作というのはマニュアル車アイデンティティとも呼べる要素で、文字通り走行中にエンジンにあてがう歯車を変えるのである。で、その手順というのが

①左手でクラッチレバーを握り、エンジンとギアの接続を切り離す(クラッチを切る)

②右手でアクセルグリップを戻す

③左足でシフトペダルを上げ(下げ)て、ギアを変える

④右手でアクセルグリップをいい感じに回す

⑤左手のクラッチレバーを離し、エンジンとギアを接続する(クラッチを繋ぐ)

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