いい加減立海の感想を書かへんと…上へ行かれへんわ桃城!


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私は今絶望と共に散りかけている、まさに真田戦の越前が如く。何故ならば。

いつもの友人2人を年末のチャー研ミュージカルに誘ったところ、行きたいような素振りを見せつつも年末だからと断られ、1人寂しく東京に向かったのだが、同日その知人2人はあろうことか千葉に競馬を見に行っており、結果私とカス共との友情にそれはそれは立派なグランドキャニオンが観測された所までは良いのだが、クズ共をチャー研に誘う前、よりにもよってテニミュ関東立海のチケットをわざわざ奴らの分まで予約してしまっていたからである。

チケット1枚約7000円、2枚で14000円。キャンセルや変更等は一切不可。一般先着のサイドシートが故にトレードも難しいだろう。私は奴らから14000円を取り返す道を選んだ。追徴されなかったことを感謝すべきである。何が「村上幸平を見てみたい」だ適当な嘘こきやがって、今度会ったらお前の穴という穴に馬糞をこれでもかと詰め込んだ後首の骨をへし折ってぶっ〇してやるぞ。

 

という具合に荒みきった私の心を癒せるのはやはりテニミュなのである。しかも関東立海ですよ。ついに!あの立海が!見れる!

しかしまあ?私もテニミュ3回目ですし?青学氷帝六角と数多のイケメンに脳を焼かれて耐性ついてますし?たとえ立海と言ああああああああああああああああああああああああああああああ(3回目)

かっこよ、え?は?何?え?

いや分かってはいる。オーディションでイケメンを集めて、そのイケメン達がめちゃくちゃ稽古頑張った上で、スタイリストさんが完璧に整えた上でのことであると言うことは。分かってはいるが、だとしてもこれほどの輝きが生身の人間から発されていいのだろうか?

というか柳が柳すぎませんか?え?本物連れてきたの?どこかに許斐剛ワールドと現世を繋ぐブラックホールでもあるのか?徳川カズヤが管理してんのか?

病院のシーン好き、ブン太の「これ食べていーい?」ってセリフ超好き、立海メンバーの仲間内のわちゃわちゃ感と対戦相手に見せる非情さとか殺気のギャップが本当に好き。

からの出るぞ真田の十八番。制裁ビンタァ!

いやうんま。

いやビンタが上手いってなんやねん。しかし上手い。ジャッカルも赤也も見事にぶっ飛んでいる。相当稽古頑張ったでしょこのシーン。何回かガチビンタしちゃったでしょ絶対。

一方その頃手塚はリハビリ中。関東立海に手塚のリハビリまで詰め込んで来るとはボリューミーな。いや流れ上はここに差し込むしかないんだけども。しかも結構きっちりやったね九州編。そしてなんと、今回はミユキが登壇するとのこと。桜乃ちゃんや竜崎先生を差し置いての女性キャラの登場。しかも演じるのは等身大の小学生。大丈夫か?大丈夫でした。完全に完璧にミユキを演じきっていた。すげぇ。

 

そして今回試合中のガヤと日替わりを務めるのは壇きゅんに長太郎、神尾、剣太郎、ダビデ。そして保護者バネさん。

かっっっっっっわ

そんなかっこいい顔でそんな可愛いことされると困る。嘘、困らない。

というか樺地発案のピッツァパーティーって何。樺地ピザ好きなの?筑前煮とかじゃなく?いっぱいお食べ。

日吉「チェッテエテベセン、エレ、ピゼウェケリセピ-ヘネンデスケデ」

壇太一という生き物を愛でる仕事につきたい。データ取ってきた壇きゅんを発火するくらいヨシヨシしたい。

 

そろそろ本筋の話しろよ。はい、すみません。

白金ペアに挑む2年生ダブルス。私はやっぱり桃海ダブルスが好きだ。もちろん白金ペアもそうだし、黄金ペア、シシチョー、立海D1にタナキクも好きですよ。というか全部好きだよバカヤロウ。白金ペアが強いんだまた。ジャッカルが後衛としてチートすぎるだろ。あれでまだ腕に重りしてますからね。そら海堂も心折れるわな。しかしそこは桃ちゃん先輩よ。私も桃ちゃんに励まされたい。どんなに絶望し、挫けたとしても桃ちゃんに励まされたら立ち直れると思う。

「たった14000円くらいでみみっちーな、みみっちーよ。俺たちだけで劇場行っちまおうぜ!」

「はい!桃ちゃん先輩!」

というか覚醒した海堂は普通に持久戦でジャッカルに勝てるんですね。さすが海堂のエヴァリオ・ツェー神力だ。ていうかスネイクどこまで派生すんねん。フリーザやん。

 

1戦目で割とお腹いっぱいですけども、2戦目は黄金ペアVS立海D1。こんなん別腹に決まっとるがな。

やっぱ大石と組んでる時の菊丸は一段と生き生きしていて良いですね。最高。

しかしながら立ちはだかるは天下の立海D1。なんと紳士柳生と詐欺師仁王がお互いに変装して入れ替わっているというね。

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「忘れたくない人!」

 

「忘れたくなかった人!」

 

「忘れちゃダメな人!」

 

「君の名前は!」 

 

「日吉若2年アグレッシブベースライナー性格は冷静沈着で他人に流されない少し神経質な面もあるが常に前向きで虎視眈々と正レギュラーを狙っていたようだ誕生日は12月5日血液型はAB型好きな言葉は下剋上」 

本当に忘れてはいけないのは氷帝次期部長候補のプロフィールではなく、この馬鹿げた文章が歌劇の感想文であるということ。当然柳生と仁王が正体を明かしたシーンでも曲が流れるのだが、

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私の中の矢木に電流が走った。かつてニコニコ動画全盛期に投稿され今なお多くのネット民に愛され続けている伝説の空耳「たこ焼きライス」。今回の曲とたこ焼きライス、入りの数音が完全一致している。やりやがった…4thで曲が刷新された都合上あの曲はもう二度と聞けないと覚悟していたのに、公式はたこ焼きライスのことを忘れていなかったのだ。

まさかのサプライズたこ焼きライスに翻弄される我々と黄金ペア。だがここで終わる黄金ペアでは無い。ダブルスには無限の可能性があるのだ。そしてついに黄金ペア超攻撃型フォーメーションが発動する。

 

「大石の領域(テリトリー)」


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再度私の中の矢木に電流が走ったその脇をてりやきチキンフィレオが駆け抜けて行った。かつてニコニコ動画全盛期に投稿され今なお多くのネット民に愛され続けている伝説の空耳「大石の照り鶏」。今回の曲と大石の照り鶏、入りの数音が完全一致している。やりやがった…4thで曲が刷新された都合上あの曲はもう二度と聞けないと覚悟していたのに、公式は大石の照り鶏のことを忘れていなかったのだ。

 

もうさすがに満腹です。ご馳走様してシェフを呼びたいところだが次は柳VS乾。こんなん別腹だがや。

この試合は私が原作で最も好きな試合で、今回の舞台でもその素晴らしさが十二分に表れたいい試合であった。

乾のガチシングルスは多分今回が作中で初めてになるのだが、ダブルスを組んでた海堂だけが乾のシングルス適正に気づいてた所。良いと思います。ここまでシングルスがなかった乾を敢えてシングルス3に置くオーダーは竜崎先生か大石かが考えたんだろうけど優しさが溢れてて良いと思います。柳がイケメン。良いと思います。乾もイケメン。実に良いと思います。「返り討ちにしてやるぞ、貞治。」でちょっと嬉しい柳。良いと思います。結局データ捨ててないんかーいハッハッハッハッ🥂✨良いと思います。負けた後潔くビンタを受ける柳。良いと思います。

 

次は不二VS赤也。は?何なん?名試合しかできんのかお前らは。ありがとうございます。

打球を頭に食らって一時的に目が視えなくなるなんてことがあっていいのか。いいんです。

目が視えない状態でボールの気配だけで的確に返していいのか。いいわけないでしょうが!

この試合ほど「天才」不二周助が見られる試合はない。テニスの実力差というよりかは生物としての格がどうとかいうレベルである。だって目視えないんだぜ?まあ、そんなことも言ってられなくなる奴が後々出てくるんですけどもね。

この試合はいいですよ。試合後の不二の「視えなかったからこそ勝てたんだ」ってセリフなんかもう絶頂モンですわ。孕まさせられるかと思った(不適切)。

twitterでトレンドになってる…

はぁ〜〜んティンコンカンコンティンコンカンコン見るなヨォ!

 

からの真田VS越前だってよ。バカすぎる。本当に。この関東立海パートに関してだけは物申したい。脳汁の分泌過多によって精神が壊れてしまうではないか。

ミュージカルの舞台で放たれる迫力の演出。真田の風林火山だ。速さの風、対応力の林、攻撃力の火、防御力の山。あらゆる戦術を極めたうえで瞬時に使い分ける。負けイベやん。心なしか原作での印象以上に強く見えた。迫力であったり威圧感だったりが今まで2次元で見てきた真田そのもので、安っぽい表現にはなるが「画面から飛び出てきた」ような、生の真田弦一郎を体感しているということだ。え、リョーマこれに勝ったん?

 

と言ったところで今回の舞台も素晴らしい内容であった。関東立海戦は物語における比重が大きいだけでなく、登場キャラクターや試合内容といった面でも人気が高いところであり、制作陣にかかる期待感やプレッシャーは相当なものであったことは想像に堅くない。そんな中での公演であったにも関わらず、素晴らしいクオリティでみごと我々の期待の上を行ってみせた制作陣にはいくら感謝してもしきれない。この後の公演にも期待したいところだが…

 

今回の関東立海の舞台をもって、これまで青学を演じてきた「11代目青学」の皆様がテニミュを卒業することになった。もちろん12代目を迎えた上でこれからもテニミュは続いていくし、今までもそうしてきたのだから、我々としてはこれからもテニミュを愛し続けるのは変わらない。しかし、私のテニミュデビューを最高のものにしてくれたのは他ならぬ彼らであり、初めて体験する「推しの卒業」というイベントに心穏やかではいられない。

山田さんが手塚を演じる時のキリッとした眼差しとオフショットでクシャッと笑った笑顔のギャップがたまらなかった。原さんの演じる大石は優しい声をしていて安心感があって大好きだった。持田さんの不二はとにかくイケメンすぎてどうにかなりそうだった。塩田さんは体格から声から佇まいから乾貞治その人だった。富本さんの菊丸はいつも明るくて見てるこっちまで元気をもらった。大石との息もピッタリ合っていてまさに黄金ペアだった。大友タカさんの優しい笑顔を見ると全身が多幸感に包まれていった。岩崎さんはキャラクターに真摯に向き合ってくれて、ぶっきらぼうだが根は仲間思いで真面目な海堂薫という難しい役柄を見事にやり切ってくれた。寳珠山さん桃ちゃんが客降りの時に手を振り返してくれたことはずっと大切な思い出だ。 

そして今牧さんがあの日越前リョーマとして、皆が青学テニス部としてステージに立っていてくれたから、私はテニミュという最高の趣味に出会う事ができた。心から感謝すると共に今後の芸能生活がより良いものになることを願っている。

 

という訳で11代目青学の皆に向けて感謝の選手宣誓でこの記事を締めたいと思う。

「青学!青学!」コールの後に「公演時間を間違えたことに気づいて膝から崩れ落ちるポーズ」でいこう。

 

宣誓!

私は11代目青学の皆の今後の芸能生活を全力で応援すると共に、これからもテニミュを愛し続けていくことを誓います!

せーーーの!

青学!青学!このチケット昼のやつだった… 

青学!青学!このチケット昼のやつだった…

 

ありがとうございました!

 

~完~