問題
奪うことは出来るのに
見えないし
嗅げないし
触れないし
味もしないし
聞こえないものってな〜んだ?
正解は五感だよボウヤ。
S3
←ネットで会う約束をした人
実際に来た人→
ミュージカルの進化とは全く目覚ましいものである。奇想天外もとい天才的な発想により、2次元でしかありえないとされてきた画面をことごとく3次元に落とし込んできた。どの時代にも天才はいるものである。
それはテニヌだったり、自転車レースだったり、ボルガ博士の爆破シーンだったり、ケモ耳コスプレイヤータップダンス選手権だったりする訳だが、そんな天才達の手腕を持ってしても唯一絶対越えられぬ壁がある。
そう、次元の壁だ。ミュの跡部がどれだけイケメン跡部であってもそれはミュの跡部であって、いや勿論ミュの跡部も素晴らしすぎて王国な訳だが、原作の跡部では無いのだ、無いのだが。
目の前にいるのはどう見ても2次元の樺地そのものだ。
制作陣のキャスティング力よ。何なら他のキャラもシンクロ率85%は堅いクオリティな訳だが樺地役に関しては異常。0に最も近い数値、∞とでも言うべき再現度だ。もはやこの役者さんに樺地以外の役が出来るのだろうか。否、できない。○○を演じる樺地崇弘になってしまう。
しかし声はめちゃくちゃ高いかもしれない。ドレスローザ編のピーカみたいな声かもしれない。んなわけあるか声まで解釈完全一致だよもうありがとうございますだよ畜生。
私がこの民主国家を独裁して彼の名前を樺地崇弘に変えさせたとしても神は私を咎めない。
そろそろタカさんにも触れていこう。何を隠そうこの試合こそ関東氷帝のマイフェイバリット。
タカさんといえば青学一のパワータイプ、と言えばそうなのだが、要するに完全なパワー全振りスタイル。化け物共が跋扈するテニプリワールドで見劣りは否めないスペックで、本人もそれを自覚しつつも、そんな化け物たちにその身一つで立ち向かって行く勇者なのだ。
今回の相手もまさしく化け物。自分と同じパワープレイヤーでありながら、見た技をそっくりそのままコピーするという某星の戦士を彷彿とさせる悪魔的能力。野暮ったい言い方をすると上位互換なのだ。
そんな相手をどう倒すか。勇者の行き着いた答えは至極単純明快なものであった。
「自らの腕を犠牲にして放つ最大威力技の撃ち合いに持ち込み、どちらかの腕が壊れるまでそれを続ける」
一勝一敗で迎えたS3、この試合の勝敗が持つ意味の大きさを最も理解しているからこそ捨て身の勝負に出たタカさん。もはやゲームカウントだのポイントだのを超えた領域。先に壊れた方が負けのデスマッチ。半ば自虐的だが燃え盛る魂で全力の片手波動球を打ち込み続ける。
そしてついに樺地の手からラケットが落ちた、が…!タカさんも限界を迎えてしまった。結果は両者試合続行不可能による無効試合。
おお...タカさん...頑張ったねえ...よしよし...
すみません図に乗りました私はどう考えてもタカさんによしよしされる側の人間です嘘です私如きがタカさんのよしよしを受けられるわけがありません。
樺地もギリギリまで頑張ってえらかったねぇ...よしよし...
すみません図に(ry
一勝一敗一分けで幕を閉じた第3試合。そして迎える第4試合。まだまだピークは終わらない。関東氷帝は全試合がサビでありメインでありシャトーブリアン。贅沢すぎて逆に脂がくどすぎるかと思いきや、その身質が余りにも良すぎるもんだから水を飲むように無限に食えてしまう大トロ丼。トリコの冒頭で誰かが言った至高の逸品。ファンの情緒をPON! CRUSH! CRUSH!
ついに都大会からその名だけは明らかになっていた「ジロー」がベールを脱ぐところでまた次回。