4年前
なんで巨人に丸がいんだよお金はどうなってんだお金はお前ら3番打者の丸を平気で放出してんじゃねぇか分かってんのか!カープが3連覇したのはタナキクマル打線があったからだろうが金無ぇのかよ!?くそったれ!
先週
秋山ゲット気持ちよすぎだろ!ゲット気持ちよすぎだろ!秋山ゲット気持ちよすぎだろ!気持ちよすぎだろ!秋山ゲット気持ちよすぎだろ!ゲット気持ちよすぎだろ!ゲット気持ちよすぎだろ!翔吾
メジャーから戻ってきた秋山翔吾がまさかまさかの広島入りを決めた。
もちろん嬉しいがそれ以上に信じられないというのがカープファンの心理である。比率にすると 嬉しさ5万:驚き6阿僧祇 くらいである。それほどまでに我らが広島カープは選手移籍をめぐって苦汁をがぶ飲みメロンソーダしてきたのである。
カープは12球団唯一の市民球団にして12球団屈指の貧乏球団。他球団が試合の合間にこれでもかとチアガールを投入するのに対し、マツダスタジアムでは唯一神スライリーと側近の黒子が闊歩する。とはいえ試合演出などはどうでもいい、問題は選手待遇である。
これはさすがに誤表記だが、カープ選手の年俸が他球団のそれと比べると見劣りするところは否めない。カープ選手は年俸が悪い!本当のことだからだぁ!
つまるところカープは移籍先の最重要事項の1つとなる給与面で大きく出遅れてしまうのだ。
例えば某選手Mがカープでの契約を満了し、移籍を視野に入れたとしよう。その選手Mはカープとしても貴重な戦力。当然全力で引き止めるが、捻り出せる年俸はせいぜい3億が限界である。選手Mが首を縦に振ることは無い。彼は球団に対する恩義やファンの愛情など欠片も、ほんの一っ欠片も感じていないのだから。
そんな中、例えばY売Gアンツという架空の球団が選手M獲得に動いたとする。提示した契約内容は年俸4.5億、野球賭博への参加権、買収済みの球審、風が吹くドーム球場までついた大盤振る舞い…だったとする。例えばの話だ。ジャパネットの社長もびっくり。続きを話すまでもなく、この話は選手Mが晴れてY売に移籍することで決着する。ちゃんちゃん♪
どこからか訝しげな眼差しを感じるが気のせいだろう。文句がある奴は木っ端微塵にしてやる。あの一塁手のように!
故意かどうかはさておき鯉ではない
話を戻すと、カープはオフシーズンの度にこのような形で選手を抜かれ続けてきたのだ。身内ですらこのザマ、当然他球団から逆に引き抜いてやろうなどという余裕は全くない。そんなカープに元他球団所属の即戦力選手、それもメジャー級がやってくるのだ。頭ハッピーセットになるのも無理はない。
ではなぜコイキングボンビーこと広島カープが秋山翔吾獲得に成功したのだろう(知らんわ)。
秋山が日本プロ野球復帰を表明した際、移籍先に名乗りを上げたのはカープ、ライオンズ、ホークスの3球団。もちろん客観的に見て最も不利なのはカープで間違いない。秋山目線で見た3球団の特徴はそれぞれ
古巣(ライオンズ)
金持ち(ホークス)
ド貧乏(カープ)
である。綺麗に七五調でまとめることが出来る。唯一の救いはジャイアンツが出てこなかったことだ。そりゃそうだ、こないだカープから外野手持っていったばかりじゃないか。もし今回の競合にジャイアンツが加わっていたらさっきの七五調は
ゲロウンコ()
古巣
金持ち
ド貧乏
となり、私がTBSの俳句査定で永世名人を名乗る羽目になっていた。
結局思い入れのある古巣ライオンズ、金持ちホークスと比較してカープ入りする理由は普通ないのである。その辺は正直カープファンですらも察していたわけで。
「秋山…カープにゃ…獲れねぇだろうよい」
という見解で相違なかった。秋山獲れず何も得ず、しまいにゃしまいにゃ敗北者。今年もビクビク震えながらオフシーズンを迎えることになるだろう。「んん〜?怖いねぇ〜読うり暴力団〜」と捨て台詞を吐く準備はバッチリだ。
しかしどうだ。秋山はカープに来たじゃないか。本人曰く、フロントの言葉が決め手になったと言っている。「お前は広島の柱になれ」と言ったとか言っていないとか。
お前は広島の恥なんやで
少なくとも彼(秋山)は金銭欲ではなく確固たる信念に従ってカープを選んだ。その心意気にファンとして応えたい。
そんな秋山の背番号は9に決定した。カープの背番号9と言えば名だたるバッター達が背負ってきた格式ある誉れ高きユニフォーム。2009年に緒方孝市が引退して以降今日まで袖を通す者はただの1人もいなかったが、満を持して秋山にその伝統は受け継がれた。
秋山翔吾の一軍昇格予定日は7/8、上手く行けば翌日7/9の現地観戦にて赤いユニフォームで暴れ回る新戦力を拝めるかもしれない。今から楽しみで仕方がない。